2026年度 Best Nurse Researcher賞
2026年度 Best Nurse Researcher賞
群馬大学看護発 看護研究実践統合センターでは、今年度から、「Best Nurse Researcher賞」を授与することになりました。
選考基準は以下の通りです。
•顕著な成果をあげた保健学研究科看護学教員を表彰する。
•過去 1 年間の論文業績の評価に基づき,看護系論文の中で、最もIFが高いジャーナルに論文が掲載された教員を表彰する。
今年度は、京田亜由美先生が栄えあるBNR賞に輝きました!
・論文タイトル:Ayumi Kyota, et al. Relationship Between Chemotherapy-Induced Peripheral Neuropathy and Physical Activity in Cancer Survivors: Prospective longitudinal study, Asia-Pacific Journal of Oncology Nursing. 4;11(7):100507. 2024.
(化学療法によるしびれと活動量の関係:前向き横断的研究)
・論文概要:末梢神経障害(しびれ)のリスクのある化学療法を外来で受けるがん患者さんを対象に、化学療法中のしびれの程度と身体活動量の関係性を明らかにした研究です。研究の結果、しびれがあっても、治療中に歩数や活動量が増加する傾向が見られました。
これは、活動計の装着によりモチベーションが維持できたこと、しびれのある生活を受け入れられたためと考えられます。
活動量と歩数には相関があり、安価な歩数計やスマートフォンの歩数計機能でも活動を促せると考えています。
今後も、一人ひとりの経験や想いを大切にしながら、看護研究を続けていきたいと思います。
写真 「向かって左が京田先生。左は群馬大学看護発 看護研究実践統合センター長 岡 美智代」

岡 美智代